不妊治療クリニックの開業日記
〜ウイメンズ・クリニック 大泉学園オープンに向けて〜
不妊治療という現場と出会って
2005年09月18日 (日) 00:00 | 編集
はじめまして。
メディヴァの上出と申します。

メディヴァ関連の「用賀アーバンクリニック」に勤務後、何の故あってか(笑)、メディヴァで勤務することになりました。まだまだ新米ではありますが、高度がん検査や病院給食の見直しなどなど、、、いろんなお仕事と出会うことができました。
知らない世界に出会う「わくわく」と「どきどき」は、コンサルティングという職業の醍醐味のひとつではないかと思います。

今回のお題は「不妊治療」。
うーん。これまた、デリケートな。。。

子どもを授かるって、なんて神秘的で、不思議なことでしょうか。
そしてある場合には、とても負担を強いられることでもあるのですね。
私は特定の宗教を持ちませんが、「カミサマも不思議なことをなさる」ものです。

でも実際、どんな人たちがどんな場所(=不妊治療クリニック)を求めているのでしょうか。
インタビューを重ね、ブログを拝見し、BBSをお訪ねする中で、不妊治療のクリニックと一口に言っても、実は多様にあることが見えてきました。
・患者様が求めているのはまず妊娠することである。
・もっと自然に妊娠を!
・「母」になるまでとことん付き合いたい。
・不妊治療も人生のひとつの体験。
などなど。
思いは様々ですが、どんなクリニックでも不妊で困っている方へ全力を尽くされておられることには違いありません。

では、レニア会の皆様は、根岸先生は、そして我々は、どんな不妊治療クリニックを思い描いているのでしょう。
それを根底に描きながら、ひとつひとつの「絵」をみんなで仕上げていきます。
廊下の幅、内診台の機種、カーペットやドアノブの色、看板のイメージ、、。
そこここに、思い描くメッセージと織り込んでいくのです。

先日は西に行って、不妊治療の体験者にお話をお聞きし、
今日は東に行って、施工の打ち合わせをしました。
このメッセージで本当によいのか、ちゃんとメッセージが伝えられるか、
毎日が緊張の連続です。
(仕上がりは、数ヶ月先のお楽しみ!)

レニア会の皆様をはじめ、根岸先生も、誠実で、おだやかで、あたたかく、
確かな医療の実践を探求しておられ、
この新しい生命の生まれる場に期待し、実現にご尽力されています。

私は医師でも看護師でもスタッフでもありませんから、
訪れる方へ直接何かを提供できるわけではありません。
(実はちょっとそれが寂しいときもあるのですが(笑))

でも。
妊娠をお考えになってウィメンズクリニック大泉学園を訪れになった方が、
ここに来てよかったなと思っていただくことができる。
そして、ドクターやスタッフが毎日、誇りを持って勤務し、
プロフェッショナルとして新しい生命を宿すために全力をつくすことができる。
そういった空間を創るお手伝いができれば、私も不妊治療の一端を担えたかもしれないなーっなんて、木陰の隙間からヒソカにうれしく思ったりするのです。

明日はどんな緊張に出会うのでしょうか。
こうして「わくわく」と「どきどき」は続くのです。
外観の紹介とご挨拶
2005年09月12日 (月) 23:40 | 編集
外観はじめまして、メディヴァの田中謙司と申します。クリニック開業に向けた作業全般の推進役です。内装建築、医療設備、行政申請を主に担当しております。
このウイメンズ・クリニック大泉学園は新築ビル(写真)の3〜5階、3フロアーのクリニックです。内装建築のコンセプトは「北欧」。これまで数多くのすばらしい建築を手掛けられた、創建築アトリエの今井均先生の設計です。きっとこれまでにない素敵な空間を演出するクリニックとなるでしょう。今月末の竣工がとても楽しみです。各フロアーの詳細は、また別の回であらためてご紹介します。
今回は簡単な自己紹介です。私は半年前に医療業界へ異業種転職をしました。それまではIT業界でシステム開発を行うエンジニアでした。8年間の経験から学んだことは、どんな仕事でもときには身を削る覚悟で取り組まなければ達成できないということ。社会人としては当然のことなのですが、過酷なプロジェクトや日本的な接待を経験して実感したことでもあります。また働く傍らで、ささいなボランティアを続けていたのですが、そのうちに「どうせ身を削って働くのなら直接的に世に役立つことを」と考え、医療に興味を持ち転職です。今の目標は「良い医療機関をつくる」こと。良い医療機関とは何か?まだ模索を始めたばかりですが、訪れる人が「ここと出会えて本当によかったな」と思える施設を実現したいと思います。
納涼祭
開業に向けた作業を進めて行くにつれ、想像しているよりもずっと多くの方々が不妊で悩み苦しんでいることを知りました。そうした皆様が「ウイメンズ・クリニック大泉学園と出会えてよかった」と心から思えるように、力を尽くして行きます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。(写真は9/10、きよせの森総合病院「納涼祭」で赤ら顔の私)

 株式会社メディヴァ 田中

不妊治療クリニックの新規開業blog、始めます
2005年09月09日 (金) 10:02 | 編集
石神井公園このたび、医療法人社団レニア会様のご好意で、不妊治療クリニックの開業blogを始めることになりました。
病院、クリニック向けのコンサルティングを仕事にしている、(株)メディヴァの小松といいます。

 いままで、様々なクリニックの新規開業のお手伝いをして来ましたが、今回は初めて経験する”不妊治療”専門のクリニックということで、新たな気持ちで取り組んでいます。しかも、お客様は年間1300件以上の赤ちゃんを取り上げている、あの”きよせの森総合病院”です。最初のお打ち合わせのときに、副理事長を始めとした医療法人の皆様からの
 「優しくて温かくて患者様の立場にたった、そんな新しい不妊クリニックを作ってみたい。」
 「きよせの森で出会う、新たな命に出会う喜びを、もっと多くの皆様に体験してほしい。」
という思いに共感してスタートしました。

 開業予定日は11月1日、院長は、北海道大学ご出身の根岸広明先生です。院長先生の印象は、人を受け入れる懐の深い方、こうした治療に必要な相手の気持ちを受け止める方のようにお見受けしました。(先生、勝手な感想、すいません)
 当社のスタッフからは、つい半年前に第1子を誕生したばかりで子供と遊ぶことが今の最大の趣味と言う田中謙司さんが主に担当し、結婚も出産も人生の喜びはこれからという心理学科卒の上出晴奈さんと、既に二人のお子さんをお持ちで子育てと仕事を両立を立派に果たしておられるマーケティングご専門の加藤由紀子さんにもスポットで協力を仰ぐことになりました。

 私自身は、3年前に結婚をしましたが、子供はおりません。子供がいない夫婦の感じ方に少しでも寄り添っていき、その感じ方を大切にしながら、今までの不妊クリニックにかけていた視点、これから必要とされるものを形作られたらなあと思っています。
 開業支援という仕事は、開業までのわずか短い時間を先生やスタッフ、法人の皆様と共有しお手伝いする影の役目に過ぎませんが、短い分、できる限りの智恵を振り絞り、感性を磨いて取り組んでいきたいと思います。このblogは、そんな短い時間に感じたこと、起きたことを少しでも文字として残せたらと思い、始めることにしました。一緒に働いているスタッフや、レニア会の方にも別な視点で一緒にご協力いただこうと思っています。

 株式会社メディヴァ 小松
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