不妊治療クリニックの開業日記
〜ウイメンズ・クリニック 大泉学園オープンに向けて〜
Ads by Google
--年--月--日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
クリニック開業に向けてのプロセスとコンセプト
2005年09月21日 (水) 18:27 | 編集
外観 一口にクリニックを開業するといっても、実は、決して楽な道のりではありません。(だから仕事があるのですが、、、)僕らは、大まかには次の12のステップにわけて、開業のお手伝いをしています。

1.コンセプト設計
2. 立地選定
3.市場調査
4.事業シミュレーションと資金調達
5.建築計画と動線設計
6.医療機器選定
7.情報システム選定
8.人材募集と採用
9.行政手続
10.開業前マーケティング
11.業務フロー、帳票作成
12.開業後マーケティング

同じプロセスでも、プロジェクトごとに色々な特性があるのですが、今回のプロジェクトでは、特に”コンセプト”が鍵になりました。最初にこのお話を伺った段階で、
 ・高度不妊治療クリニック
 ・大泉学園のビル3フロア
 ・院長は根岸先生
ということは決まっていたのですが、実は高度不妊治療(体外受精、顕微授精)というのは、ようやくここ数年技術が確定してきた治療方法で、一般的な認知や医療界での位置付けなどはこれからという分野なのです。
また、”不妊”という言葉も文字通り、”妊娠できない”という意味であり、どうしてもネガティブで後ろめたい印象を与えてしまうものになります。その印象そのままに、患者さんも何か後ろめたいイメージをもって受診しているというのが実態であり、中には心理的に追い詰められてしまっている方もいらっしゃるようです。

一方で、これまでの不妊治療クリニックでは、まず”妊娠率”と呼ばれる治療成績の向上が一番の目標となってきました。そのために、技術を磨き、設備を整え、日夜努力しているという状況です。

そこで、”コンセプト”です。
高い妊娠率を目指すことは必須の機能です。また対応のよい接遇、居心地のよい待合室なども必須ですが、それだけだと一般的になってしまいます。院長の根岸先生やレニア会の経営陣の皆様へのヒアリング、また前回のblogでも出てきたような不妊患者さんへの調査をおこない、数回の議論の末、次のような結論に達しました。今後、色々と詰めていく中で変わることもあると思いますが、まずはこれで走ってみたいと思います。

 ● 高度な技術力と豊富な知識で、高い妊娠率の実現に努めます
 ● ちょっとした非日常を演出し、リラックスできる空間を提供します
 ● 不妊に悩む方々の不妊以外の悩みにも積極的に対応していきます
 ● 正しい不妊治療の理解が進むよう、情報公開や広報活動を実施します
 ● きよせの森総合病院との連携により、妊娠前後にも総合的に対応します

今後、これがどんな形でクリニックの施設や運営に現れていくのか、楽しみです。

(株)メディヴァ 小松
Powered by 1GB!FC2ブログ(blog). / Template by sukechan.